世界観バトン

テ「…………（聞いたことがない）」
フ「これは、初めから困ったわねぇ」
シ「名前自体がないからな」
フ「別に、一つしかないんだし、困りはしないけど。いるのは西の大陸でしょう？　他にあるのが東と北、南だから、もう〝東西南北”でいいんじゃない？」
シ「適当に決めるな適当に」

というわけで名前決めてないです。今後も決める予定がないですorz

フ「…………」
テ「さっき、フィシュアが半分答えちゃったねー」
フ「うぐぅ……まぁ、そういう時もあるわよ（流し）」
テ「僕が知ってるのは、四つの大陸が存在すること。あと、魔女と賢者が四人ずついるんだよね？」
フ「ええ。でも、彼らは私たちと同じふつうの人間ね。魔力をもっているけれど、必ず子に遺伝するってわけでもないし。魔女と賢者は称号みたいなもので、代々師匠から弟子へつがれるそうよ。魔女が東・西・南・北、賢者が北東・南東・北西・北東で、各大陸にそれぞれ一人ずつ居を構えていることが大半ね。まぁ、東の魔女みたいに例外もあるけれど。あ、あと魔女と賢者ではない人たちは、魔法が使えないわね。何か、補足はある？」
シ「そうだな……たまに死霊とか精霊の声が聞こえたり見えたりする人間がいる、くらいか？　魔法が使えるほど魔力は持ってなくてもかすかになら持ってる人間もいるからな」

テ「西の大陸にはジン（魔人）とジーニー（魔神）がいるよね」
フ「東には精霊がいるんでしょう？　東にいるのもジン（魔人）たちだとずっと思ってたけど」
シ「まぁ、性質的に似てるからな。こっち（西）の人間は精霊のことをそのままジンと呼んだりもするし。シュザネもややこしくなるから教えなかったんだろう。こっちにいる限りかかわりはないしな」
テ「じゃあ、南と北の大陸もジンたちじゃないのがいるの？」
シ「南は妖（あやかし）で、北は霊（だま）だと聞いたことがある。実際に見たことはないけどな」
フ「詳しいわね……。だって、北と南なんてほとんど行きかいないわよ？」
シ「昔、ジジイが話してた。奴はあったことがあるらしい」
テ「へー！　すごいねー！！」
フ「でも、それって大陸が一つだった時の話なのかしら？」
シ「まぁ……単純に考えるとそうなるな。東には性質的に渡れないと言っていたから」
フ「途方もなく昔の話よね、それって……」
シ「あんま深く考えるな。あれは企画外だから（思い出しため息）」

シ「さぁ？」
フ「さぁって……」
シ「だって、大陸を渡れないから直接会うこともないだろう。争ってるのは人間同士の方が多いんじゃないのか？」
フ「まぁ、それは否定できないわね。ダランズール帝国もそうやって大きくなった国だもの」
テ「じゃあ、ジン（魔人）とジーニー（魔神）は？」
シ「ジン（魔人）とジーニー（魔神）が直接戦うことは少ないと思う。大抵ジン（魔人）が負けるだろうから、やるだけ無駄だろう。ジン（魔人）同士ではよくやってるかもな。力を示したがる奴とか、戦うこと自体が好きな奴らがいる。ジン（魔人）は結構そのせいで消えているはずだ」
フ「へぇー、シェラートがそういうのやってるのは想像つかないけどね」
シ「面倒だから、自分からはしない」
フ「自分から“は”？」
シ「……まぁ、その辺は別にいいだろう」
（↑つかかってこられた時に、あっちが引きさがらなくて、しつこかったら容赦なく消してる。じゃなきゃ、シェラート死んでます。大体はヘダールと似たり寄ったりの理由でつっかかられる）

フ「ダランズール帝国としては、特定の宗教を掲げてはいないけれど、雷で世界が創造された話とかよく聞くわ」
テ「メイリィの村は水神だったしね」
シ・フ「あー……」
フ「あれが神なのだけはごめんよね」
テ「シェラートは？　カーマイルはどうだったの？」
シ「そうだなぁ。確か、何人かの神が踊ったことでこの世界ができたはずだったけどな」
テ「踊るの？」
シ「誰かが大地を踏みしめるたびに何かが誕生するんだ。たとえば、木とか川がな」
フ「それ、サーシャ様（東の魔女）から聞いたことがあるわ。でも、大陸分裂に関する伝説は全く同じなんでしょう？」
シ「時の魔女が大陸を四つに分けたっていう、あれか？」
フ「そう」
シ「それは、どこの大陸も同じことが伝わっているはずらしいぞ」
テ「どうしてそんなこと知っているの？」
シ「……（記憶探り中）……確かジジイが言ってた……（と思う）」
フ「でも、少なくとも西の大陸では事実よ。言葉が全く通じなくなるくらい端の国でも、大陸分裂伝説には時の魔女が登場するって聞いたもの」

フ「生まれ変わったら、それはもう私じゃないから（苦笑）どうかしら？」
シ「ジン（魔人）の場合は、そもそも生まれ変われないからな。自然の要素にもどるだけだ」
テ「……（この二人のあと答えにくいよ）……！」